◇ISAとは?


International Society of Arboriculture
アメリカに本部があり、樹木の伐採、移植、診断、治療などを仕事にしている
プロフェッショナルの組織。

 

◇高木特殊伐採技術者とは?


Certified Tree Worker
Climber Specialist
ISA認定の、安全に樹木を登り作業をする技術者。

 

◇ツリーワークの仕事


高所作業車の入れない場所では、安全基準を満たしたロープを使って登ります。
重機・クレーン車を使えない、枝が直接下ろせない場所でロープや機材を駆使し安全に
コントロールして下ろします。(リギング作業)地上にてこれらの作業を行う作業員が
グランドワーカー。
※上記作業で使う技術や道具はISAの規定により、細かく規制されています。

 

◇安全基準


労働安全衛生法では高さ2m以上は足場の組み立て等・・・安全帯の使用・・・
となっているが、足場は現実的でなかったり安全帯についても確実性は無いに等しい。
「ぶり縄」・「空師」等の技術における安全基準も明確ではありません。
ツリーワーカーの作業を行う上で必要な知識・経験・適切な道具などがあって
はじめて特殊な場所での作業にも対応します。

 

◇ツリーワークが何故今必要とされているのか


奥入瀬渓谷にて落下した枝が観光客に落下し、その賠償に管理者に1億9200万円の支払いが命じられた裁判がありました。我が国では戦後高度成長期を過ぎ、オリンピックを契機に各地に緑化工事として、樹木が植えられてきました。それらの樹木が育ち、高木が超高木となってきています。また神社やお寺とにも昔から大木があり、それらもますます巨木となってきています。その樹木が部分的に枯損し、その枝による落下の危険性や倒木の危険性があります。
山間部では観光地として開発され遊歩道等が整備されていたり、別荘地の周辺部などにある樹木の倒木や枯れ枝により被害が予想されている箇所も多くあります。
現在クレーン車や高所作業車で対処していますが、対処できる条件の良い場所ばかりではなくなってきています。機会が使用不能の場所は人力にて施工するしかありません。このような条件の箇所に、ISAのツリーワークの技術と道具でなければ、対処できない場所がますます増えてくると予測できます。
まだ日本国内では、ISA認定のツリーワーカーの存在と、その技術を使っての、超高木の伐採や枝おろし、断幹技術を用い安全を確保する機会は多いと思います。

ツリーワークの事でしたら津々美造園にお任せ下さい。
まずは何でもお気軽にお問い合わせ下さい。



 

ISA認定書