【樹のお医者さん~津々美樹木医】

樹木医は樹お医者さんです。樹も人間と同様に生き物です。命あるものに対しては適切に処置する必要があります。

間違った知識・見識では樹の寿命を縮めてしまう事もあるのです。
樹木医としての活動は様々で、多種多様ご要望を頂きます。
樹木は人間より長く生きます。

何世代にも渡り、育ち、生きてきた樹を大切にしたいという方が多くいらっしゃいます。
樹木医は日本ではまだあまり知られておらず、ご相談に来られる方のほとんどがご存じではないというケースが多いです明治15年から培ってきた様々な知識と経験をもとに、樹木医としての最適な処置をさせて頂きます。

緑あるご家庭・美しい森林のある地域を目指して皆様のお力添えになれれば光栄です。人にもあるように樹にも病気がございます。
樹木医として正しい診断と治療をしなければなりません。それによる助かる命もございます。
津々美造園は樹木の名医です。まずはお気軽にご相談下さい。


1・樹木の衰退させるさまざまな原因

葉や枝、幹や根が、虫に食べられて傷んだり、病気に侵さ腐ったりするのは知られておりますがその他にも、いろいろな原因で弱ったり枯れたりします。例えば、強い寒さや極端な乾燥のためにしおれて枯れたり、強い風、雷、冠雪などで倒れたり枝が折れたりといった気象的な原因による衰退減少も数多くみられます。
また、樹が育っている場所の環境や土壌の状態も樹勢に大きな影響を及ぼします。目に見えない大気汚染の影響も無視できないものです。さらに、掘削や盛土などの工事や、踏み固めなど、樹木の周りで生じる人為的な影響も見逃す訳にはいきません。
津々美樹木医はこれらを調べたうえで総合的な診断を下します。


2・樹木医による診断とは

まず、樹木の歴史やたどってきた経緯、立地条件などを調べます。つぎに樹自体について、葉や枝、幹や根の各部の状態を、形状や色、密度、伸長量に異常がないか、傷はないか、枯れたり腐ったりした部分はないか、空洞があればどの程度なのかなど、樹木医として診断機器も使いながらできるだけ詳しく調べます。同時に病虫害があればその程度と原因を調べます。さらに、土壌や根系の状態を調べ、必要があれば分析も行います。
そしてこれらの結果を総合的に判断して衰退原因を明らかにし、これにもとづく対策を立てます。


3・樹木医による治療とは

適切な治療を施すことが必要です。治療の内容は、例えば、周辺環境の整備、病害虫の防除、枝のせん定や枯枝の除去、樹木医による樹の治療とは、衰退した樹の健康を取り戻すために衰退原因を取り除くことです。
原因を正しく診断して土壌の改善と発根促進、根や幹などの外科手術、支柱の設置、保護棚や案内板の設置など、衰退原因と樹の特性に応じて行われます。
大規模な治療では、大型クレーンや掘削機などの建設機器を使って、長期間にわたり行うことがあります。治療に当たり津々美造園では、樹木の所有者・管理者様と担当の樹木医が治療の進め方について十分に話あってから行います。


4・樹木医はふるさとの大切な樹木を守ります。

樹の治療は、樹勢回復への第一歩です。治療後も樹木を続けて見守ってゆくことが大切です。葉や枝などは元気になったか、新たな枝が折れたり幹に傷がつけられたりしてはないか、根元が踏み荒らされたり周りが掘削されたり盛土されたりしてはいないかなど、樹木医の日常的な観察によって樹とその周辺に生じる変化や異常を見逃さないようにしなければなりません。
また、管理計画を作成して計画的な維持管理を行うことも欠かせません。貴重な樹木では、後継樹の育成に取り組むことも忘れてはならないでしょう。
ふるさとの樹木を守り育ててゆくために、樹木の所有者、地域の方々、行政、そして樹木医が、お互いにみんなで協力し、助け合うことが求められています。


ルミエールの大ケヤキ


渋沢家のヒイラギ


上野原の大ケヤキ